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事例紹介(練馬区)(15)『医療的ケア児就学事例集2022』

kanazawa

④連携支援会議(入学後)

年1~4回の連携支援会議で、保護者と学校等関係者が集まり振り返りを行います。日程調整や会議の主催は教育委員会が担当します。健康面の変化や学校行事の打ち合わせ等、事案に合わせて開催しています。

連携支援会議を開催する前に、医療的ケア児コーディネーターは保護者と看護師にヒアリングを行います。保護者や子どもの困りごとや新たなニーズ等を支援会議で検討することができ、スムーズな支援に繋がっていると思います。

会議では、子どもの成長発達の視点も大切で、例えばインスリンの自己注射ができるようになってきているといった、ポジティブな情報を共有したり、夏休み期間の学童クラブでの過ごし方や、学校行事に向けた事前の相談の場となっており、教育委員会が開催する連携支援会議はとても重要です。

⑤ヒヤリハット報告
ヒヤリハット報告書を、下記のねらいで作成しています。

  1. ヒヤリハットが発生しやすい場所、状況を支援者全員が把握する。
  2. 発生しやすい原因、誘因、要因を把握し、支援者全員で対策を考える。
  3. 学校看護師の交代があった際に、危険を把握し、安全に配慮する。
  4. 学校看護師の緊張が続く状況や危険性に関する情報を蓄積し事故を未然に防ぐ。

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