事例紹介(練馬区)(11)『医療的ケア児就学事例集2022』
kanazawa
医療的ケア児の就学事例集
【入学後の支援】
①入学後の継続的支援
医療的ケア児コーディネーターは、保護者や看護師、副校長や教職員と適宜連絡を取り合いながら継続的に支援をしています。
看護師が、子どもの健康状態や新たな支援ニーズ等を把握しているが、誰にどのように相談していいか困っている場合があるので、教育委員会を中心に医療的ケア児コーディネーターと共に状況を把握しています。心配な事や子どもの体調で気になる事を、看護師が把握できているか、看護師間で日々の業務や伝達を適切に行えているかを確認しています。
医療的ケア児コーディネーターは特に、看護師と保護者、医療機関への連絡相談を行います。学校生活支援員や養護教諭、学童保育支援員等、多くの職種が支援を行う中で、子どもの安全の確保が最重要で次に自立への課題が多いのですが、保護者や看護師の負担がないか、学校や学童クラブと保護者との連携の様子はどうかに気を配っています。
②連携ノート
連携ノートが保護者と学校看護師の相互に負担になっているケース等もあるため、必要に応じて項目の修正等も行います。