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事例紹介(練馬区)(1)『医療的ケア児就学事例集2022』

kanazawa

練馬区の事例(医療的ケア児コーディネーターの活動を通して)

【基礎情報】

①練馬区の概要

練馬区は、東京都の区部北西部に位置する特別区。令和4年1月現在の総人口は73万8358人、うち子ども (0~18歳)11万578人。

②学校教育のビジョン

「練馬区教育・子育て大綱」が策定され「夢や目標を持ち困難を乗り越える力を備えた子どもたちの育成」

を目標に、教育の質向上や、家庭や地域と連携した教育の推進、支援が必要な子ども達への支援に取り組んでいます。

医療的ケア児の受け入れは、安全の確保を最優先としながら、それぞれのお子さんの心身の状況に合わせて最適な教育、保育環境の確保に努めて「原則として受け入れる」という考え方で対応をしています。

③練馬区立小学校の概要

練馬区の区立小学校数は全65校。区立小学校には3.3万人の児童が在学しており、令和4年4月現在、医療的ケア児として支援を行っている小学生が7名、中学生は2名です。

④現在の医療的ケア体制

平成27年度から医療的ケアを必要とする児童の受け入れを開始しています。これまで延べ14名の医療的ケア児が区立小学校に就学されました。

医療的ケア看護職員の配置状況は、教育委員会に配置(非常勤看護師 17名)と。訪問看護ステーションへの外部委託も行っています。

⑤これまで実施していた医療的ケアの項目

  1. たんの吸引(気管内吸引、気管切開部の処置)
  2. 経管栄養
  3. 導尿(間欠的)
  4. 血糖測定、インスリンは注射

上記に伴う、食事や体育、移動時の見守り、自立支援

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